第10回　声を聞かせてください

実は野口理恵の番外編エッセイを100円で販売していました。ささやかすぎるペラ１枚のものなので、読みたい人はDMか何かでご連絡くだされば、こっそり横流しします。

そしてついに、「USO4」が全国発売となりました。もう読まれた方はぜひご感想を！　rn pressの読者ハガキは切手を貼らなくても大丈夫なので、書いたらポストへゴーです。楽しみにお待ちしています！

年末進行ということで、書き仕事のほうが目が回るくらい忙しいのですが、rn pressの3匹の猫が「寒いから一緒に寝たい」とくっついてきます。そして猫毛を触ると眠気に襲われ、どんどん仕事が積み上がっていくという悪循環……。1回どこかに篭って猫断ちをしたほうがよいのかもしれません。

何を話そうかちっとも決めていませんが、若林恵さんと仲良くインスタライブをやろうと画策中です。みなさんが仕事納めをした「ど年末」にやりますので、年末に何もすることがなくヒマをしている人はぜひ見てみてくださいね。詳細はSNSにて。

西島大介さんの本を製作中です。なかなか大変な内容なので刊行するか少し迷いましたが、やはりどう考えても面白いので、やりましょう、ということになりました。ちょっとした問題作です。ものすごく分厚い本になりそうです。

西島さんはこれまで小説の装画をお願いしたり、雑誌に寄稿いただいたり、ポッドキャストにもご出演いただいたり……と、新卒のころから長くお付き合いさせていただいていますが、著書を１冊担当するのは初めてです。

まだふんわりとした情報しかお伝えできず恐縮ですが、来月あたりから小出しにしていければと思っています。「激しい本」になりそう。がんばって作るぞ！

今日マチ子さんの「#stayhome日記シリーズ」、来年も刊行します。シリーズ最終巻の予定です。コロナ禍の街の様子は、この3年で変化しました。新宿はガラガラだったし、カラーマスクをつけるのがなんとなく恥ずかしかったころもありました。いまは、街は人で溢れているし、海外の旅行者も増えてきましたね。そんなに昔でもないのですが、シリーズを振り返ると懐かしくなります。最新作は5月刊行を予定しています。お楽しみに。

なかなかお知らせできずにいますが、骨組みをいまちくちく作っています。

もう少しだけお待ちを！

今週のおすすめの本は『花のことば12ヶ月』（山と渓谷社）です。昨年刊行され、RIGHT NOW BOOKSTANDでも何度かリピート注文しています。

花屋さんで手に入りそうな身近なお花の伝説や花言葉などが「これでもか！」と詰まった本です。「この本、作るの大変だったんだろうなあ……」と編集者視点でつい見てしまうのですが、素敵な物語とイラストに本当にうっとりしてしまいます。

例えばスズランは、聖レオナードがイギリスの村を襲った龍と戦い、深い傷を追いながらも勝利し、彼の血が落ちた場所が聖地となり、彼を讃えるように咲いたのがスズランだったそう。さらにフランスでは5月1日が「スズランの日」で愛する人にスズランを贈る習慣がある、などなど、素敵なお話がたくさん詰まっています。クリスマスのプレゼントにも良さそう。

お花が好きな方はぜひ読んでみてくださいね。

もう師走です。今年は頑張って年賀状を書こうと思っています。みなさま、寒いですが風邪など引きませんよう、どうかご自愛くださいね。よければご登録ください。