第21回 台湾でのサイン会と取材旅行

今週の編集部
台湾の台北市にあるMANGASICKさんで今日マチ子さんのサイン会を開催しました。MANGASICKさんは日本でいうと中野のタコシェのような存在で、日本の漫画を専門にした書店です。台湾大学の近くにあり、若い方が多かったのが印象的でした。

台湾の市場は賑やかでした!
台湾のファンのみなさんは熱心で、日本語のお手紙をたくさんいただきました。嬉しいですね。日本でもファンレターをいただくことはあり、rn pressでは無料で送れる読者カードも書籍にいれていますので、作家さんにメッセージを送りたいときはぜひご活用ください。
rn pressに読者ハガキやファンレターをお送りいただいた場合は、必ず著者に届けております。また展示を行った際にギャラリーにノートを用意しますが、このギャラリーノートも著者が目を通します。実は今回の台湾でのサイン会は、昨年台湾で行った展示のギャラリーノートにぎっしり詰まったみなさんの感想に感動し、「台湾に行きたいね!」と著者と話して実現したものでした。
SNSが登場したことにより、誰でも気軽に感想やメッセージを気軽に送れるようになったことから、手書きのファンレターが減ったように思います。でも、厳選したレターセットに手書きで一生懸命書いて、文章を紡いでくださるのは、受取手からするととても嬉しいものです。

文章と全写真が然合っていませんが、このすいとんみたいなのがもちもちしていておいしかったです。
ちなみに私は小さい頃から手紙魔でしたので、小学生のころから出版社に作家さん宛のファンレターを送っていました。小学生なので内容は感想文にも満たない、謎の「好き!」という気持ちだけでしたが、「これを書いた人に読んでもらえる!」というのがとてもワクワクして、手紙を書くことが好きでした。そして、小学生から手紙がくるのが珍しいのか、作家さんからお返事をいただいたこともあります。手にしている本の先には作家がいて、その人が実在しているということがわかって、とても嬉しかったです。
SNSを見ていると、あまりに言葉が軽くてぞっとします。メンションを飛ばして誹謗中傷したりする人がいるそうです。SNSの空間だけで完結する言葉だと思って、「その人が読んだらどう感じるか」を想像できていないのかもしれません。誰かに何かを伝えるときは、面と向かって言えないようなことは書くべきではありませんね。と、想いがこもったファンレターを見た後に、SNSの誹謗中傷のニュースを見て少し悲しくなり書きました。

台南の市場にいた黒猫。
仙台の曲線で複製原画展+7/22サイン会を開催します
「Distance」のころから書籍を扱ってくださっている曲線さんで現在複製原画展が開催中です。来週22日はサイン会も行います。仙台に1泊の予定でしたが、今回は日帰り旅にしました。おいしいご飯を食べて帰ろうと思います。東北でのサイン会開催は初めてです。ぜひお越しください!
サイン本を入荷しました
先月から在庫をきらしておりました「#stayhome日記シリーズ」ですが、台湾から帰国したばかりの今日さんに頑張っていただき、入荷いたしました。ぜひオンラインショップをご利用ください!
USO5始動
毎年、これが最後、これが最後、と言っていましたが、今回書きたいテーマが見えてきたので、今年も刊行することにしました。まだこれからなので、そろそろお声がけをはじめようと思っています。ちゃんと形になるかわかりませんが、がんばります。読者の方で、我こそは! という方はぜひメールやDMをください。とっておきの嘘をお待ちしています。

今日のお店。オリーブに初めて実がつきました。日当たりが良いのでグリーンが元気です。
RIGHT NOW BOOKSTANDは不定期営業中
校了が重なり、上半期は本屋さんをお休みしがちでしたが、夏からは週末営業ができればと思います。とはいえ秋はブックフェアが多いのでイベント出展の際はお休みしますのでご了承ください。
お店は冷房を入れているので扉が閉まっています。猫の飛び出しに注意して入店くださいませ。
次回は7月29日更新予定
今回は短めですみません。台湾は湿度が高くてむんむんとしていましたが、日本も負けじとアツアツですね…。みなさま水分補給などをして穏やかにお過ごしくださいませ。
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