第13回 今年もよろしくおねがいします

出版社アールエヌプレスがお届けるニュースレター(隔週土曜日)。編集部の様子と、おすすめの本などを紹介していきます。
rn press 2023.01.07
誰でも
年末の事務所は荒れていました。

年末の事務所は荒れていました。

今月の編集部

新年あけましておめでとうございます! 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。みなさん、お正月はいかがでしたか? 

rn pressでは年末に若林恵さんとインスタライブを行いました。だらだらと二時間半……。ご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。アーカイブが上がっておりますので、もしよければご視聴ください。ちなみにrn pressは年始早々原稿の締め切り地獄で、まだまだすべて脱稿できておりません(涙)。もう少し……、もう少しです……。

rn pressの近々の予定は、3月と5月に新刊を刊行予定です。ちくちく制作がスタートしており、半年先のスケジュール調整に奔走しています。

まったくもって私ごとで誰も興味ないと思いますが、10年ぶりに前髪を作ったところ、別人のように優しい雰囲気になりました。本年は「優しさ」をテーマに過ごそうと思います。とりあえず、今日は七草粥を食べて、もうすこしがんばります。

「けー50」に野口がいます!

「けー50」に野口がいます!

来週15日は京都の文学フリマ

1月15日は京都文学フリマです。

2023年1月15日(日) 11:00〜16:00 (最終入場15:55)

京都市勧業館 みやこめっせ 1F 第二展示場BCD面(京都市・岡崎)

「けー50」にいます。今回も野口が売り子ですので、気軽にお声掛けください!

新刊の「USO4」と、シール付きの「USOセット」、野口のUSO番外編エッセイ「家族の肖像」(100円)と、既刊サイン本とグッズをお持ちします。けっこうレアモノもありますので、みなさんぜひ遊びにきてくださいね。

せっかく京都に行きますので、余裕があればぐるりと本屋さんなどをまわりつつ、おいしいワインとおいしいご飯をいただこうと思います!

1月29日はSPBS虎ノ門でイベント

月末はSPBS虎ノ門で開催されるイベントに出演します。トークのお相手は若林恵さんと藤田裕美さんです。藤田さんはRIGHT NOW BOOKSTANDのロゴなどのデザインや、USOシリーズなど、rn pressの書籍のデザインを多く手掛けてくださっています。企画書の講評をしたりワークショップのようなイベントになりそうです。楽しみです!

SPBS BOOKTALK FESTIVAL|トークイベント

読んでいない本について考えることは、本をつくることに似ている? 本のつくり手たちによる、一日限りの読書談義!

整然と本が並ぶ書店の棚、何十冊ものブックリスト、机の上の“積読”の山……。おそらく一生かかっても読み終えることがない本たちを前に、私たちはどのように本と向き合い、選び、良好な関係を築くことができるのでしょうか。

本トークイベントではそんな疑問を起点に、本を読むことや本との向き合い方、本が私たちにもたらしてくれるたくさんの可能性について、本のつくり手でもあり読み手でもある3人にお話しいただきます。

後半では、「本を読む」の手前にある「本をつくる」という行為に着目し、企画書講評会を行います。参加者には事前に「本の企画書」を提出していただき、その本の可能性(あるい可能性のなさ)について議論します。

ゲストは、雑誌や書籍の編集を多数手掛けている編集者の若林恵さん(黒鳥社)と野口理恵さん(rn press)、黒鳥社の書籍のデザインを担当されたご経験もあるグラフィックデザイナーの藤田裕美さんです。

このイベントが、なんとなくつきまとう「本を読まなきゃ」という呪縛から解放され、自分なりの本との付き合い方を見つめ直すきっかけになれば幸いです。

編集教室、2月からはじまります

年末にかけてお申し込みいただいた編集教室ですが、予想を上回るお申し込み数で驚いています。私もがんばります。お申し込みいただいたアンケートをもとに、みなさまに近々でメールします。もう少しお待ちくださいね。

今週のおすすめの本

年末のインスタライブからゾンビゾンビ言っていてすみません。この本は大変面白いので、ゾンビに興味がある方はよければ読んでみてほしいです。

今日紹介するのは『<生ける屍>の表象文化史』(青土社)です。日本人の死生観について歴史的、文化的な視点から考察している本です。古代、中世、近代、そして現代の映画、漫画まで、これでもかというくらい死霊まみれ!(笑)。

見出しのフォントが最高ですね。

見出しのフォントが最高ですね。

多くの人は死を意識せずに生活をしています。誰にでも訪れるのにもかかわらず生きています。ゾンビというと「サブカル」というイメージかもしれませんが、生死をかけた戦いというのは、人間の奥の隠れたものが見え隠れするのが楽しいのです。お正月で食傷気味のみなさん、爽快なゾンビ作品もたまにはいかがでしょうか。

この見出しだけで読みたくなってしまうでしょう!

この見出しだけで読みたくなってしまうでしょう!

次回は1月21日更新です

1月22日で株式会社rn pressは創業3期目を迎えます! あっという間ですね。これからも良い本作りをがんばります。よろしければご登録ください!

無料で「猫と武蔵野とrn press」をメールでお届けします。コンテンツを見逃さず、読者限定記事も受け取れます。

すでに登録済みの方は こちら

誰でも
第22回 新天地へ
誰でも
第21回 台湾でのサイン会と取材旅行
誰でも
第20回 床で寝るのはやめよう
誰でも
第19回 あとは売るだけ
誰でも
第18回 エンドレス入稿
誰でも
第17回 ゲラに埋もれています
誰でも
第16回 ダジャレの効果
誰でも
第15回 カメラ目線をキメる猫